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くも膜下出血は突然やってきた

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意識障害

それまでえづき頭が痛いと言っていた母親が、急に様子がおかしくなった。
顔がひきつり、りきんでるような状態になったのだ。
ママ?ママ?
私の目を見つめ、顔はこわばり、かと思ったらふっと力が抜け意識を失った。
心電図の脈拍がみるみる下がっていく。

叫ぶ私に救急隊の人がバタバタと動き始め母親の洋服を切り、心臓マッサージを始めた。

目の前で何が起こってるのか分からなかった。
信じたくなかった。
何で心臓マッサージなんかされてるの?
ただただ嫌だと叫んだ。何もできず叫んだ。


とても長い時間に感じたけれどきっと数分だったんだと思う。
そのまま病院にたどり着き、私は看護婦さんに肩を支えら待合に連れられた。


パジャマ姿のまま携帯を握りしめ、頭の中はパニックのまま。
今、母はどうなっているのか、大丈夫なのか、

どうしようどうしよう

弟に連絡したけれどなかなか繋がらず、祖母と叔父に連絡を入れ
とにかく待ち続けた。




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それはいつもと変わらない朝でした

2013年11月8日、AM8:00頃。
私は自分の部屋で寝ていました。
いつもと変わらない朝。

弟はすでに仕事に行っていて、家には私と母親の2人。

ドタッドタッ

大きな物音で私は目を覚ました。
ベッドの下を見ると、母親が頭を抱えて倒れている。

「助けて、助けて、頭が」
えづきながら私にそう訴える母親がそこには居た。

パニックになった。
頭は真っ白で、何が起きたのか分からない
とにかく助けないとどうにかしないと


どうしたの!?ちょっとまって救急車呼ぶから!
そう言って電話を手に取り急いで電話をした。

救急隊の人と電話をしている間も母親は頭を抱えてえづいている。
救急車が来るまでの時間がとてつもなく長く感じた。

救急車が到着し乗り込んだものの、なかなか出発しない。
受け入れてくれる病院がなかなか見つからないのだ。
ようやく決まった病院に向かう途中も、私は母親をさすり話しかけ続けた。
大丈夫だから!大丈夫だから!
必死だった。



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プロフィール

HN:
まる
性別:
女性
自己紹介:
2013年11月、突然倒れた母。
病名はくも膜下出血でした。
その時の状況、手術、入院生活
そして今現在の事を綴りたいと思います。

P R

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